日本の歴史は100年
日本に初めてパスタが入ってきたのは今からおよそ100年ほど前の幕末の頃のようです。日本への入国を赦され、寄留していた外国人によってもたらされました。そうしたパスタがようやく日本人の口に入るようになったのは明治になって文明開化を謳歌していた頃です。今でも残っている逸話に、外国へ視察団として渡米した日本人たちが、石鹸をお菓子だと勘違いして食べてしまったというのはありますが、パスタにも、同じような話が残っています。乾燥パスタをはじめてみた日本人で、ろうそくだと勘違いした人や生で食べてしまった人もいたようです。ただし昭和30年代の話です。なるほど、知らないというのは恐ろしいものですね。それまではパスタは高級品あつかいだったようで、まだ一般の人の食べ物ではなかったのですね。そばやうどんの乾麺はあったはずですが、さすがにマカロニのようなぶつぎりのものは無かったということですかね。日本で初めてパスタを製造販売したのは当時「日本マカロニ」という製粉会社でした。今は社名も会社組織も変わってしまったので、無論、こういった名前で検索してもありません。この時を機に日本でもようやく大量生産がはじまりましたので、少しずつ日本の食卓にも上るようになりました。ですから、日本でのパスタの歴史はたかだか100年そこらなのですが、現在直輸入のものまで含めると、実に豊富なパスタを楽しめるようになりましたね。
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